2023年、今は現金比率を高めたい
米連邦準備理事会(FRB)は5月2〜3日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ 5〜5.25%とした。
今までぐいぐいとFF金利を上げてきたFRBですが、そろそろ金利上昇の天井が近いのかも知れません。こうなるとリセッション開始は目前と考える方も多いのではないでしょうか?
今までの◯◯ショックと言われるリセッションはFF金利を下げた後に起こっっています。
今回は長期金利と短期金利が逆転する逆イールドも長く続き、ここへ来ての利上げの天井が見えて来たと判断するならば米国株のリセッション入りは近いのではないか?と皆さん同様に私も考えています。
sell in May
ここ半年くらいいつ今ある米国個別株を処分しようかと考えていましたが、そろそろその時は近いのかな?と思っています。この5月は米国株売却を進めてみようかと思います。
購入時より現価格が下がっている株もあるのですが、相場の先行きを不安視している為、米国株に関しては売却を進めキャッシュの比率を上げて行きます。
すでに米国の不動産価格はすでに急落しておりインフレの高止まりもここで終了するのではないか?と思います。インフレが終了するという事は潮目になるのではないかと思います。
しかし暴落の前には一度投機的な上げを見せるのが市場というものかと思います。一旦ここから米国株があげる可能性もありますので個別株売却のタイミングは難しいですね。
売却は完全に自己判断なので皆さんもご自分の判断で行動して下さいませ。
来年から始まる新NISAについて私はつみたて投資枠はオルカン、成長投資枠は日本の高配当個別株にて運用予定ですが、その為の現金を確保したいというのが個別株売却の狙いです。
しかし本当にそれでいいのか?
確かに新NISAで所得税は非課税となりますが、日本円の資産を保有すべきか?ドル資産を多く保有して続け10%の米国への税金は支払うが、将来的に日本円とドルの資産価値を考えると出来る限り米国資産を保有し続けた方が良いのか?非常に悩ましい所です。
また、世界の貿易におけるドルの割合は徐々に減り続けている事を考えると米ドルだけではなく、中国元やインドルピーなども保有しておくのが良いのかも知れませんが、それら全てを考えるとオルカンで良いのでは?とぐるぐると巡ります。
さてどうするか?
やはり基本的な戦略とすると来年から始める新NISAに向け、あまり資産価値のない株は今年のうちに売却し現金比率を高めて来年から始める新NISAともしかしたら始める可能性の高い、リセッションに向け売却を進めようと思います。
ここでも気をつけるのは自分で情報を収集し、自分の判断で行動する事です。雰囲気に流されるとろくな事が無いという事は過去に経験済みです。
The Road to Freedom !
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