こんにちは@chopperです。
国外脱出を検討し移住する国&都市&地域までほぼ決めていた私に悲報です。
新規の発行が政府により止められていたマレーシアのMM2Hビザですが大幅改悪?となりました。
改定されたMM2Hビザ発給条件一覧表
MM2H 改訂内容 | 現行 | 2021年10月以降 |
金融資産証明 | 50歳以上:RM35万以上(929万円) | RM150万以上(3981万円) |
50歳未満:RM50万以上(1327万円) | ||
国外月収証明 | RM1万以上/月(26.5万円) | RM4万以上/月(106万円以上) |
定期預金額 | 50歳以上:RM15万(398万円) | RM100万以上(2,654万円以上) |
50歳未満:RM30万(796万円) | ||
ビザ発給費 | RM90/年(2400円) | RM500/年(1.3万円) |
ビザ申請手数料 | 無し | 申請者:RM5千(13.3万円) |
同伴者:RM2.5千(6.6万円) | ||
預託金引出し上限 | 50歳以上:RM5万(133万円) | Max50% |
50歳未満:RM15万(398万円) | ||
有効期限 | 10年 | 5年 |
滞在義務 | 無し | 35〜49歳:在住日数年間90日以上 |
50歳以上:無し | ||
年齢制限 | 無し | 35歳以上 |
現地滞在条件 | 無し | 90日以上 |
改定された条件を見れば見るほど移住が難しくなったことがわかります。
他国の移住ビザの条件を見ながら改定したのかとは思いますが、我々から見たマレーシア のMM2Hビザの良い点が全て消え去った感想です。
変更された条件について
一つづつ見ていきますと、月収の条件が月に26.5万→100万となりました。これは厳しいです。私の月収は100万円ありませんのでこの時点でアウトです。
月収が100万以上あれば私の様に地理的アービトラージを生かしてマレーシア に移住しようとは思いませんね。
定期預金も¥2600万円以上をRMで用意するのは大変です。今あるポートフォリオを組み直してマレーシア の銀行で定期預金を契約しなくてはなりません。ビザの発給費用も値上がり&申請手数料も追加です。
また35歳からしかビザは発行できなくなりましたし、MM2Hビザ申請時にマレーシアに年間90日以上滞在した証明をする必要がありますので、今の仕事でマレーシアの取引がある商社とか相当マレーシアと深い関係がないとかなり厳しい条件です。ましてやコロナ渦でこの条件は日本人にはほぼ無理ゲー状態です。
ここまでやっても10年あった有効期限が10年から5年に減ってしまいディズニーランドの年間パスポートの販売価格が30万に値上がりし、1年の内選んだ1ヶ月しか使えなくなった位の改悪です。
ここ数ヶ月クアラルンプール移住後の子供の学校をどうしようとか住む場所をどうしようとか勉強したり調べたことが無駄になってしまった気がします。
既にMM2Hビザで移住されている方の生活はどうなる?
また既にMM2Hビザでマレーシア に滞在されてMM2Hビザを繰り返し取得し一生住もうと思っている方も相当ショックを受けているのではないか?と想像します。
「来年MM2Hビザが切れてしまうので更新しなくちゃね〜」なんて考えていた幸せなリタイア 生活を送っていた老夫婦がすぐに自宅を引き払って日本に帰国しなくては行けない方などもいるかも知れません。インターネットなどあまり得意ではない方には日本での住居探しも大変かと思います。
自宅を賃貸に出している方で急に賃借人に退去を依頼してもそうすぐには出て行ってはくれません。
お子さんと移住しまだ学校が途中で急遽お子さんの日本での学校を探し始めたり、来年日本で受験をしなくては行けなくなった、またそのお金を急遽工面しなくては行けないとか各家庭、各個人が困っているのではないか?と心配になります。
この条件の変更は一時的なものであって現在のコロナの状況を見てマレーシア政府が条件を厳しくしているのであれば良いのですが、、、、
コロナ騒ぎが収まった後の条件緩和を期待します。
移住について今のところの結論
マレーシアクアラルンプール移住は凍結です。
また移住都市の候補を広げて海外移住先を選び直します。
タイかな〜?フィリピンかなー?国の方針や移住の要件がコロコロ変わらない地域が良いですね。
The Road to Freedom !
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