こんにちは@chopperです。
ある日、「わたしの1日の価値は果たしていくらなんだろう?」と漠然と考えていました。
「サラリーマンの1日の給料って一体いくらなんだろう?」「有給休暇ってお金に換算するといくらなんだろう?」という疑問がふと湧いてきましたので、サラリーマン生活もかなり長期に及んでいるのですが、いまさらながら検証します。
サラリーマンの時給については下記で検証しています。
御社の年間休日は何日?
企業の年間休日は100日〜130日と業種や会社規模により開きがあります。今回は年間休日が125日の企業に長期勤務されており、年間の有給休暇は20日付与される方をモデルにして計算します。
年間の所得はいくら?
東京に勤める方の平均年収は620万円とのデータがあります。可処分所得は約80%となりますので約496万とします。
可処分所得496万を勤務日数240日で割ると20,667となります。また有給休暇を20日フル取得した場合勤務日数は220日となりそれを496万で割ると22,545となります。
さてサラリーマンの日給はいくら?
ざっくり計算すると東京都に勤務する平均的なサラリーマンの1日の手取り日給は20,667円から22,545円となる事がわかりました。
私達の1日は非常に価値のある物だと言うことがわかりますね。
少し違う方向からも推察
また、生涯賃金からも計算してみます。りそな銀行様のデータによると全国のサラリーマンの生涯の手取り金額は男性で約1.89億~2.16億円との事です。
年間休日125日の企業に勤め、例えば有給休暇を年間10日取得し、年間230日の出勤を40年間続けると9200日会社に出勤する事になります。約2億の手取り金額を9200日で割ると21,739円となります。
なんとなく先程の東京都の平均給与から求めた値と近似値です。
1日の価値を高める簡単で単純な方法
上記の通り平均的サラリーマンの1日の所得がわかりましたので、有給休暇の価値は20,667円から22545円の間位なのでは無いか?と推測します。
さらにその価値を最大限に上げる為、有給休暇のフル取得を提唱します。
有給休暇を全く取得しない場合は1日の給与は20,833円となります。
しかし年間20日の有給休暇をフル取得すると年間の出勤日数は220日です。有給休暇フル取得した場合の出勤日数は40年間その会社に勤めるとすれば、8800日となります。最大9200日の出勤が8800日に大幅に減少し、データにある約2億の手取りで割ると1日あたり20,833円→22,727となりますので1日あたりの給与は大幅アップとなります。
そうです。有給休暇を取れば取るほどサラリーマンの1日の価値は上がり、さらに心も身体もお休み出来ます。有給休暇をフル取得する事は人生の価値を上げるのに有効ですねと言う当然な結論に達してしまいそうです。
もちろん出世をして手取り所得をあげる作戦もありですが、所得税もあがり各種控除も減少します。
またある一定の年齢に達しアーリーリタイア、セミリアタイアを望む方の場合は1日の価値を上げる為に有給休暇のフル取得戦略は非常に有効かと思います。
補足ですが、有給休暇をフル取得すると20日×40年で800日となり、有給休暇をフル取得した際の年間出勤回数3.64年分と同様となります。
有給休暇をフル取得すれば早期退職と同じ様な自由時間を過ごす事も可能です。
フル取得は難しいかも知れませんが、有給休暇は被雇用者の権利です。
あまりに取得していると周りにいる同僚、部下の圧に屈しそうになりますが、上司が取れば周りの人も有給休暇を取得しやすくなります。是非ガンガン取得してリタイアの戦略を組むなり、楽器を弾きまくるなり、ブログを書くなり、副業に勤しむなり、リフレッシュの為に旅行に行くなど自分と家族の為に使いませんか?
有給休暇のフル取得オススメします!
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