こんにちは@chopperです。
我が家では子供の教育の為、海外移住か留学を検討しており、移住するならマレーシア!と移住先を決めていたのですが、昨年MM2Hビザの取得条件が我々からするとかなり改悪され、半ば移住を諦めていました。
しかし条件が改悪されしばらく経ったため、MM2Hの取条件に何か変化は無いか?と調べていたところ、クアラルンプールのあるマレー半島ではなくボルネオ島にあるサラワク州が発行するS-MM2H(サラワク州-マレーシア マイセカンドホームプログラム)というビザがある事を知りました。
こちらの制度は以前からあったようですが、本家のMM2Hビザの影に隠れあまり活用されていなかったようです。しかし昨年のMM2Hの改悪に伴い急遽脚光を浴びているようです。ビザ取得条件を見てゆくと、かなり心がときめきましたのでマレーシア移住を断念されていた方向けに、S-MM2Hビザの情報をまとめてお伝えします。現在の本家MM2H取得条件と比べるとかなり条件は良いのでは無いでしょうか?それでは詳しく見て行きましょう!
S-MM2Hビザの特徴
・改悪されたMM2Hと比べてかなり年収や銀行口座に入金すべき金額などの条件が緩い
・サラワク州発行のビザだが、クアラルンプールなど西マレーシアにも滞在可能
2023年1月追記
2022年12月より、こちらのS-MM2Hビザではクアラルンプールなどの西マレーシアに住むことはできなくなりました。
改悪前のMM2Hは一度発行するとビザの期間は10年で再申請も可能でしたが、S-MM2Hでは5年+5年の合計10年までしかビザの申請は出来ませんが、永住する以外の方にはかなり有利な条件では無いかと思います。ビザを申請する方の年齢によって条件が異なりますのでご注意下さい。
年齢別条件
年齢別条件 | 30歳〜39歳 | 40歳〜49歳 | 50歳以上 |
申請条件 | お⼦様のS-MM2Hビザへの帯同申請は不可。 サラワク州の学校でこどもが就学中であることを証明できる学校からの就学許可証と学⽣ビザの提⽰ができること。 | クチン市内RM60万以上 (1620万円) クチン市外RM50万以上 (1350万円) いずれかの不動産投資をしている証明。 1の条件に当てはまる場合、こどもをS -MM2Hビザへ帯同して申請可(サラワク州外の学校で就学可) | 以下の「共通条件」要件を満たすこと |
共通条件
経済的証明 | 以下の月収証明または定期預金要件のどちらかを満たすこと 月収:マレーシア国外での月収の証明(50歳以上は年金含む)がRM7,000(単身)、RM10,000(夫婦)以上 定期預金:サラワク州にある銀行でRM150,000(単身)、RM300,000(夫婦)以上の定期預金 ※経済的証明に月収証明を用いる場合は、定期預金口座の開設は不要 |
無犯罪証明書 | 警察署発行の無犯罪証明書(発行してから6ヶ月以内有効) |
滞在義務 | ビザ取得日から換算し1年間のうち15日以上サラワク州に要滞在(申請者全員) 5年後のビザ更新時も年間15日以上サラワク州に滞在が必要 |
RM10,000=¥300,000
RM150,000=¥4,500,000
RM300,000=¥9,000,000
(2022年4月現在)
S-MM2H(サラワク州 マレーシア マイセカンドホームプログラム)の取得条件
2023年1月追記
2022年12月より、こちらのS-MM2Hビザではクアラルンプールなどの西マレーシアに住むことはできなくなりました。
表のようにS-MM2Hビザは年齢によって取得条件が異なります。
中でも50歳以上の方は収入条件のみの比較的緩い条件で申請可能です。
50歳未満の方はサラワクへの投資やお子様の教育を理由にサラワク州でのビザ取得が可能となります。
こちらも本家MM2Hと比較すると条件は良いのでは無いでしょうか?
30歳~39歳までの方のビザ取得条件
収入証明の提出またはサラワク州の銀行に定期預金口座を開設し入金
収入証明の場合:月収が単身RM7,000(約¥210,000)以上、ご夫婦RM10,000(約¥300,000)以上 *メインの方の収入のみ、夫婦合算不可
定期預金の場合:サラワク州の銀行にRM150,000以上の定期預金、夫婦でRM300,000以上の定期預金
こどもがサラワク州で就学中である証明とビザの掲示
*S-MM2Hビザで、こどもの帯同は不可
*サラワク州に年間15日以上滞在
40歳~49歳までの方のビザ取得条件
収入証明の提出またはサラワク州の銀行に定期預金口座を開設し入金
収入証明の場合:月収が単身RM7,000(約¥210,000)以上、ご夫婦RM10,000(約¥300,000)以上 *メインの方の収入のみ、夫婦合算不可
定期預金の場合:サラワク州の銀行にRM50,000万以上の定期預金、夫婦でRM300,000以上の定期預金
サラワク州に年間15日以上滞在
こどもがサラワク州の学校で就学中である証明と学生ビザの掲示
*サラワク州で不動産を購入していればこどもをS-MM2Hに帯同し別の州での就学も可
*クチン市の物件:RM600,000以上またはそれ以外でRM500,000以上の物件
50歳以上の方のビザ取得条件
収入証明の提出またはサラワク州の銀行に定期預金口座を開設し入金
収入証明の場合:月収が単身RM7,000(約¥4,500,000)以上、ご夫婦RM10,000以上
*メインの方の収入のみ、夫婦合算不可
定期預金の場合:サラワク州の銀行にRM150,000(約4,500,000)以上、夫婦の場合RM300,000(約¥9,000,000)以上の定期預金
入国からサラワク州に年間15日以上滞在
その他の条件
ビザの申請時と審査完了後のビザ取得時の計2回ご本人がサラワクへ出向く必要があります。
S-MM2Hビザの発行期間は5年間で、5年後に1回のみ更新が可能です。
ビザの代金として初回JPビザRM500と以降は継続に毎年RM90かかります。
他には健康診断、医療保険加入、マレーシアに住む際の保証者を申請するセキュリティーボンドという書類申請が必要となります。
いかがですか?
以上の条件ですと、かなり移住可能な方は多いのでは無いでしょうか?すでに私は申請条件をクリアすることは可能なので、一度半ば諦めていた移住について再度検討を開始して参ります。
自宅を賃貸に出す方法やクアラルンプールでの住居、子供の学校など再度検討して行きます。
しかし、ここ最近の円安でRMが約30円まで上昇しています。これはすなわち日本円を元に生活する際に不利になりますのでいかにドルをRMに交換するかを検討しなくてはなりません。今ある証券口座に振り込まれる米国株の配当をドルからRMに直接交換出来る仕組みを調べなくてはなりませんね。。
The Road to Freedom !
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