人生のタスク = 実家の処分を再度検討②
皆さんの実家は今どのような状況ですか?
ご両親が健在でその実家に住んでいる場合は将来的にどの様に処分を検討する予定でしょうか?
すでに我々、子の世代がマンションや住宅を購入したり賃貸で住み続ける場合は、将来的に売却や賃貸に出すという事をなんとなく考えている状況かと思います。
しかしながら両親の意向などを考えると、今後どうしようかな?と考えている状況かと思います。
私の知り合いでも多くの人が、実家の処分には頭を悩ませている様な印象です。
実家が東京近郊でかつ一戸建ての人は実家の処分について、今の所あまり悩みは無いのかな?とは思いますが人口が減少する今後はこの状況もどうなるかは不透明です。
前回こちらの記事で実家の売却について一歩目を進めた事をご紹介しました。
さあ、前回の記事でご紹介した通り無事に実家の売却に向け一歩目を踏み出しましたが、さて無事に売却は出来るのでしょうか?前回記事でご紹介した通りこちらのサイトに実家の情報を登録しておきます。
実家の登録が完了したのちに、すぐに電話があり登録した実家の情報をさらに電話にてインタビューされました。
実際に土地がどの様な立地か?実家の写真があればメールで送信して欲しい等と過去に相談した実家近くの不動産業者とは全く違うやる気を感じる対応です。
不動産投資家目線でみても私の実家の売却はかなり難易度が高いと自分でも判断していた為、どう言う戦略を取るのかが期待です。
取れるであろう選択肢
電話で営業の方と我が実家の売却や資産としての価値を見出す戦略の提案と相談をしました。
そのまま戸建賃貸物件として貸し出す。
私の実家は崖面に迫り出しており、崖面から足場を組み平地を増やし、その上に一部建物がある構造です。
しかし実家はその足場を組んだ基礎が歪み崖面に向かい傾いており住むのは危険だと判断します。
よって賃貸はNG。
倉庫として貸し出す
こちらについても検討しましたが、先程の傾きと、田舎につき倉庫需要も見込めずNG。
建物を壊して駐車場、資材置場にする
こちらについても崖面があり有効利用出来る土地が少ない事、あまりに田舎の為に駐車場や資材置き場としても需要が見込めず、おそらく解体費用をペイする事は出来ません。
ちなみに建物の解体については、建物解体の一括見積もりを既にお願いして金額は把握できています。
解体の業者さんも意外と見積もりの価格は違いますしその方の対応が全然違いました。
建物解体の場合も相見積もりを取ることを確実にお勧めします。
ここでも崖にある土地の特性のおかげで解体費用は通常よりも高くなっています。
相談の結果
その後、担当営業さんとメールやお電話で継続して何度もやり取りをさせて頂き、かなり丁寧に売却や活用を検討頂いたのですが、今回は今すぐの出口戦略は見出す事は出来ませんでした。
しかし今後も私の地域で何かしらの不動産売買があった際にはご紹介をいただけるように依頼はしておきました。
自分が幼い頃から育ってお世話になった実家なので、恩返しの為に今後も継続して売却や有効利用を考えて参ります。
まとめ
今自分が出した結論は、売却の機会を待ちながら、期限を5年以内にて実家を取り壊し更地にし、駐車場や近くにある観光地の資材置き場などの有効利用を探るという戦略を取る事です。
そのうちに国土交通省が行う道路拡張などの施策で実家を買収してくれないかな?等甘い期待を持ちつつ実家買い手や貸手を口コミでも探し、処分を進めようと考えがまとまりました。
どの様に資産価値のない「負動産」を処理するのかと言うのは難しい問題です。いかに損失を少なく処分するかは自分の頭で考えなくてはなりません。
今回もすぐには実家の即時処分は出来ませんでしたが、行動してみたからこそ次の方法に向け検討策を得る事が出来ました。
皆さんも難しい&面倒臭いと思っている事も今の時代はさまざまなサービスが便利になってきていますので、案外と楽に課題をクリアする事が出来るかも知れません。
資産形成に重要なことは大きな出費を抑えることだと思います。
実家の処分についても色々と自分で考え大きな出費にならぬよう、逆に資産化できるようアイデアを出し早く幸せなリタイアをしたいなと改めて思います。
The Road to Freedom !
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